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2024年春 省エネ補助金がすべて分かる!

この記事の目次

2024年春は省エネ補助金ビッグチャンス!

省エネ補助金のポイント+最新情報を解説します。

非常に大きな予算と使いやすさアップで、申請がしやすくなっています。採択率も高くなっていますので、設備投資を検討している企業にはビッグチャンスです!

内容をしっかり理解し、計画的に準備をおこなえば、高い採択率で省エネ設備を導入することができます。
今回からの新枠もありますので、補助金のポイントを理解しましょう。

YouTube動画でも分かりやすく解説しています。
是非ご覧ください。コチラをクリック(リンク)

1.省エネルギー投資促進支援事業

もっともメジャーで規模の大きな省エネ補助金です。
GX関連の大規模予算が投入されていますので、省エネ補助金は本補助金で進めましょう。
経済産業省事業で事務局は環境共創イニシアチブ(SII)です。
正式名称:令和5年度補正予算 省エネルギー投資促進(・需要構造転換)支援事業

申請事業形態は4つ
Ⅰ工場事業場型:従来のA先進事業、Bオーダーメード型の類型
Ⅱ電化・脱炭素燃転型:電化やより低炭素な燃料への転換の類型
Ⅲ設備単位型:従来のC指定設備導入事業
Ⅳエネマネ事業:エネルギー需要最適化対策事業

注目なのは、全ての類型が複数年度申請が可能になるようです。機器の製作納期等に影響されずに申請できるので使いやすさがアップしました。

申請の新しい要件として、GX関連要件が加えられました。
大企業については脱炭素経営への取組(Scope1・2・3算定やGXリーグへの参加等)、中小企業については省エネ計画の提出。

Ⅰ工場事業場型の詳細

工場・事業場全体で省エネに取り組む事業向けです。
申請要件は厳しいものの、要件を満たすことができれば、大きな補助金額・補助率・採択率のため魅力的です。
特に、生産ラインの更新や大規模省エネ設備を導入するかたは要検討です。

【対象】
 大規模な省エネ設備投資、先進設備投資 複数年度事業
 例 省エネ生産ライン、コージェネ、 産業ヒートポンプ、バイオマスボイラー、嫌気性排水処理装置

【補助】
 補助率 1/2(中小企業) 1/3(大企業)
 上限額 15億円(複数年度は20億円)

【申請要件】
 ①省エネ率:10%以上
 ②省エネ量:700kL以上
 ③エネルギー消費原単位改善率:7%以上

Ⅱ電化・脱炭素燃転事業の詳細

今回より新設された注目の申請枠です。
現在、熱設備に化石燃料(油・ガス等)を使用しており、熱を電気で製造する設備に更新する事業に活用できます。
特に電気炉やヒートポンプ等の導入には、「おいしい」申請枠となります。

【対象】
・電化設備(電気炉、ヒートポンプ等)
・燃転設備

【補助】
 補助率 1/2(本体のみ、電化は付帯設備も含む)
 上限額 3億円(電化は5億円) 

Ⅲ設備単位型事業の詳細

エアコンやボイラーなどの汎用設備を更新する際に、少ない手間で申請できる枠です。
事前に登録されている設備(ユーティリティ設備、生産設備)から選択し、簡単に申請することができます。

【対象】
・ユーティリティ設備
  高効率空調機、ヒートポンプ、業務用給湯器、高性能ボイラー、コージェネレーション等
・生産設備
 工作機械、プレス機械、ダイカストマシン、プラスチック加工機械、印刷機械

【補助】
 補助率 1/3(本体のみ)
 上限額 1億円 

申請・検討スケジュール

2/9(金)にSII補助金の先進設備等登録が開始されました。
昨年とほぼ同様のスケジュールで進んでいます。
下記は昨年度スケジュールです。
3月中旬までには事業検討・社内稟議を完了し、3月末の一次公募に備えましょう。

・2/10 エネマネ事業者、先進設備登録開始
・3/10 公募説明会の案内開始(説明会は3/下旬)
・3/27 一次公募開始 4/24締め切り
・5/25 二次公募開始 6/30締め切り
・7/10 三次公募開始 8/25締め切り
・9/8 四次公募開始 11/2締め切り
・五次公募無し

2.その他の補助金情報

YouTube動画内で、上記補助金以外の注目補助金も解説しています。
・中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金
・中小企業省力化投資補助事業
・中小企業生産性革命推進事業

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